日本劒道史 山田次郎吉著 良い

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日本劒道史著者:山田次郎吉大正14年5月5日発行定価:金五圓昭和51年9月1日第10刷発行 復刊書籍サイズは横約16㌢縦22㌢厚さ4㌢です書籍はケース入りです。45年前に復刊された書籍ですので経年の劣化はありますが書籍は破れや大きな汚れもありませんので比較的良い状態かと思います。ただ読む時に鉛筆で薄く線を引いた箇所は消しゴムで消したつもですが消し忘れはご容赦ください。大正14年に印刷された旧仮名遣いの状態で昭和51年に第10刷として再印刷発行された書籍ですので貴重な名書籍かと思いますが、旧仮名遣いに慣れた方で無いと読み辛い内容かと思います。剣道を修行されている方や剣道に興味のある方が音読すれば理解出来る表現かと思います。劍道歴史文献として価値のある書籍です。山田次朗吉氏は剣道に関する著述活動も有名ですが、山田次朗吉氏の残された名著の中では1番著名な1冊だと考えます。日本における剣道の歴史を剣道年表として應神帝〜持統帝〜應永〜元和〜元禄〜享保〜寛政〜文化〜文政〜天保〜安政〜文久〜元治〜慶應〜明治まで、剣道流名録として流祖氏名と由来、剣道史事項分析(歴史事変、試合、復讐)剣道史人名録など大変に貴重な剣道の文献だと思います。剣道人名録には荒木又右衛門、宮本武蔵、宮本伊織、坂本龍馬も記載されています。長い年月地道に調査しなければ書けない内容の貴重な日本剣道の文献です。剣道界における宝物だと私は思います。目次で追って見ますと、第1章通論第2章剣道の淵源第3章室町時代に於ける剣道の発程第4章中興剣道の源流第5章新流勃興の時代第6章戦国末期の諸流第7章抜刀術第8章江戸時代の剣道第9章天保の改革と以後の剣道第10章維新の世変と剣道の衰退第11章剣道の復興と武徳会第12章結論大変興味深い内容を読み易い様に歴史時系列、流派分析、人名分析されており索引から検索も出来る内容です。山田次朗吉氏は日本の著名な剣術家で号は一徳斎と名乗り、自流の「直心影流」の振興のみならず諸学校において剣術師範を務め劍道の研究著述活動を行い「日本剣道史」「剣道集義」「鹿島神伝直心影流」等の名著を残された。「直心影流」第15代免許皆伝を受ける1863年10月23日生誕1930年1月9日逝去(67歳)墳墓は郷里の富岡村に在ります。

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