臨済宗大徳寺派招春寺住職 福本積應自筆画賛『瀧画 良い 直下三千丈』(共箱)

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清々しく流れ落ちる瀧画に対し『直下三千丈』と賛が添えられています。風炉の時期、涼を演出する御軸としてお使いになれます。落款は『前大徳積應叟』として印が捺してあります。共箱は蓋裏に『画賛 直下三千丈 前大徳積應叟(花押)』と署名してあります。購入してからほとんど使用しておりませんので、表装、本紙、箱ともに良い状態です。共箱。紙本。塗軸。長さ117㎝ 幅48.5㎝(表装を含む)『直下三千丈』【読み】「たき ちょっかさんぜんじょう」【意味】唐の詩人、李白の「廬山の瀑布を望む」と題する詩の一節、「飛流直下す三千丈、疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと」(写真5参照)を改変した句。巨大な滝が勢いよく真下に流れ落ちる距離は三千丈もある。それはひょっとしたら、天の川が高い大空から落ちてきたのではあるまいか、という意味。なお、一尺は約30㎝。一丈はその十倍である。▢福本積應(ふくもとせきおう) 昭和5年(1930)~京都市に生まれる。昭和15年、大徳寺山内養徳院に於いて完應和尚に得度。24年大徳寺派元管長、清涼軒歓渓老師の弟子となり、美濃虎渓専門道場に掛塔。34年大徳寺派招春寺住職を拝命。58年宝林寺第17世住職を命ぜられる。宝林寺に来たりて方丈その他甚だしく老朽しているのを見て悲しむと同時に再建への悲願を発する。平成元年、宝林寺本堂・庫裡・山門新築。同年重文三如来収蔵庫改修。16年、宝林寺を後任住職に譲。同年再度招春寺住職を拝命。【参考文献】茶掛の禅語辞典 淡交社#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶道具#掛軸#茶掛#横物#墨蹟#瀧#茶会#一行#床の間#待合#インテリア#おしゃれ#茶道#裏千家#表千家#淡交会#古美術#福本積應#臨済宗#大徳寺#宝林寺#和#瀟酒#茶席#硯#墨#筆#文鎮

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