アメリカのBehn氏が手がけるハンドメイドマウスピースBehn™ SONOを出品します。数々のビンテージマウスピースの研究家として知られるBehn氏が、そのノウハウから導き出した素材・構造が盛り込まれています。素材は独自のBehn™ Rod Rubber IIを使用。チェンバーにはビンテージマウスピースで見かけられるＡフレームを導入し、昨今流行の太いティップ&レールとは真逆の細く綺麗に左右対称に整えられたものが目を引きます。ティップ&レールが太いと確かに音は安定しますが、イマイチ抜けが悪くスカッと吹けない気がします。（それが日本人の好きな、求める音なのかも知れませんが。）このマウスピースは息がそのまま100％音になって、頭蓋骨までビリビリ震動して、でも出音はしっかり丸い芯のある、響きのたくさん含んだものになります。（むかーしのレールにばらつきはあったけどたまにレールが細く整ってた100点満点のバンドレン５ＲＶライヤーみたいに）フレンチクラリネットの魅力を存分に引き出してくれるマウスピースです。日本にはほとんど入って来ていませんが、本国アメリカでは多くの有名プレーヤーが使用しています。定価が税抜き３５０＄で、個人輸入のシッピングを含めると日本円で合計５、６万円はします。（現在日本の楽器店では取り扱いはないはずです。）オープニングは1.12なのでバンドレンで比較するとＭ３０＞ＢＤ５＞Behn　SONO＞５ＲＶLyreといったところです。もう少し開きの大きな物を使っているのでこちらを出品しました。使用は試奏程度です。パッチの痕がうっすらあります。