インド原産でスマトラ島で見つかった絹地に綿の糸で総刺繍を施した豪華なソルバン布と言われる布の端布です。大きな布の縁取りの部分ですが密な刺繍が美しくとても存在感のある布です。20世紀初頭インドネシアよりはるばるイスラム教巡礼の地メッカにお参りすることは経済的にとても大変なことで、一部の富裕階級のみができたことです。メッカ巡礼を終えて帰国した人は同じイスラム教の人々からハジと呼ばれステイタスとなります。ハジはモスクにお参りする時にこの布を肩掛けとして身に付け一般の信者と区別されます。ソルバンとは布事体の名前ではなくメッカ巡礼者が肩に掛ける布のことを意味し、インドのどんな布を羽織るかは経済力を見せつける道具となります。薄いしなやかな絹地に藍や茜の綿糸でハート型にも見える花々を密に刺繍してあるとても手の込んだ一世紀近い年月経た貴重な布です。痛みやすいためこれだけの状態で残るのは稀で世界的にもなかなか目にすることができない資料価値もあるとても稀少な布です。素朴な木製の額に入れて飾れば素晴らしいインテリアになります。サイズ：幅23×長61　材質：絹、綿ご質問等ございましたらお気軽にコメント宜しくお願いいたします。コロナ禍如何お過ごしでしょうか？一日も早く終息してもらいたいですね。もし商品をお買い求めいただきましたらしっかり消毒した清潔な手で梱包いたします。