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今回は私が製作した1インチウッドホーン(フィンあり)の出品です。
銘木であるハードメープル・ブビンガを贅沢に使用しました。

新井悠一著『デジタル時代のホーンスピーカー製作』に記載されているA-480型のサイドストレートホーンを参考に製作しました。

ホーンの大部分を占めるのはハードメープルの30mm集成材です。
ハードメープルだけでは音が単調になるのでは？という考えの元、薄く製材したブビンガと合わせる事にしました。
口の成形、側板の抉りに相当に気を遣った甲斐があり非常に美しく澄んだ音色を奏でるホーンとなりました。
今回、普段使うワトコオイル・ワックスではなく高級家具用のリボスオイルとガラス塗料のナノクリアスで仕上げております。
ペーパー100番→150番→240番→320番と掛けリボスオイルを塗り込み、そのまま400番→600番→1000番・1500番→3000番とウェットサンディングを続けた後に完全に乾燥させました。
その後にナノクリアスを3度重ね塗りしております。

私は以下の機材で試聴しております。
スピーカー:DS-3000
アンプ:YAMAHA AX-2000
ネットワーク:JBL LX-13
コンプレッションドライバー:JBL LE85
カットオフ周波数:480Hz
実用周波数:1kHz

肝心の音ですが、非常に澄んでいて良く響きます。
またフィンレスと比較しますと音の分解性能が非常に高いです。
DS-3000も相当に細かく再生してくれますが、それを凌ぐのではないか？と思えるほどです。
試聴したジャンルはクラシック・JAZZ・Pop・歌謡曲・アニソンと多岐に渡りましたが、やはり楽器主体のJAZZ・クラシックに向いていると感じております。
なんといっても金管楽器の音は素晴らしいとしか言いようがありません。
特にサックスが気に入っております。
繊細な再生も得意ですが、迫力のある音も得意ですのでついつい音量を上げてしまうほどです。

私が正式にウッドホーンを出品するのは初めての事ですので至らぬ点も多々あるかと思いますが、どうかよろしくお願いします。

不明な点はどうぞお気軽にご質問下さい。（2023年 2月5日 23時 49分 追加）xkcrx　　　　　　　・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・ 　簡易ながら、製造過程の画像もアップさせていただきます。